プリントごっこ

プリンタを購入しました。これから何かと必要になりそうなのに、持っていたプリンタはだいぶ前に壊れてしまっていたので。そのため最近、どのようなモノを買えばよいのかと店頭でチェックしていたんですが、様々な機種を見て回るまでもなく、現在売られているプリンタのレヴェルの高さに、私はカルチャーショックを受けました。二万もせずにプリント、スキャン、コピー、そして携帯から赤外線でダイレクトコピー(使いませんが!)!!! いやはやヤバイなコレっ、きたなコレっ、スピード、サイズの違いこそあれ、オフィスで使っているごっついやつとなんも変わりませんやん!!! すっげすっげ!!・・・失礼、兎に角すごいものだな、と感銘を受けたのです。まぁ、考えてみれば私が前にプリンタを買ったのは七〜八年も前の話ですから、低価格で高機能なものが買えるのは当たり前といえば当たり前なんですが、改めて便利な時代だなあと思わされた次第です。コピー機能は想定外というか、想定内でしたが、これは良い。本・雑誌などで気に入った記事、言葉があるときにファイルして纏められそうです。あらあら、他にも色んな機能があるのね(・∀・)・・・などというようなカンジで、いろいろと試し撃ちしてみたりして遊びました。楽しいな。
さてさて、前々から感じていた疑問というか、或る『想い』について。世の中には不思議なことが沢山あります。幽霊はいるのか? 飛行機は何故空を飛ぶのか? アンパンマンのウンコの中身はやはりアレなのか? 幸せってなんなのか? ママはほんとにママなのか?・・・不思議が様々なら疑問も様々。プリンタついでに私の不思議、胸を突く疑問のひとつをお話させていただきますと、前々から、現代のプリンタは何故あのように正確に印刷できるのか?ということを、私は大変不思議に思っておるのです。それこそこんな時代なので、人知を超えたような事ができるのは寧ろ自然ではあります。クリックひとつでありとあらゆるものがやりとり出来る時代。いやしかし、その認識はデジタル領域の話で、小さな箱に一万曲だとか、高速データ通信とか、迎撃ミサイルだとか、マイクロチップが齎す英知というのは、私も一応一日中コンピュータを扱っている身ですので、理解できないまでも、実感は沸くというもの。しかし、プリンタというのは紙に直接書き込んでいるわけです。アナログです。鮮やかに着色された緻密な画像だろうと、それを瞬時にやってしまっています、たった四種類かそこらのインクを使って。日本科学未来館に行った時にその点の説明があったんですが、大変難解でよくわかりませんでした。ええ、やはりこれは難しいと思うのです。難しい事を実現しているというわけなのです。凄いことなんです。こんな不思議なことはないと、私は思うのです。ちょっと絵が巧い人みただけでも、凄いね!とかって言うでしょ!? お前らよく言うよね!? そう考えるとプリンタは半端ないですよ。他の何より凄いですよ。核兵器がなんですか、宇宙船がなんですか。ドパーンとやったら核兵器はおしまいです。宇宙船にしても大して変わらぬ事だと私は思います。とどのつまり、動力とプログラムと酸素と食料があれば宇宙だってどこだって行けるわけでね。それが難しいんだとか言っちゃいけないですよ。難しさとはそういうものではない! 言うちゃ悪いけどね、宇宙なんてね、シャーンと飛んで、バーンと行って、ベーンと調査して、ピューンッと帰ってくりゃいいっ!!・・・・・・私はそう思っています。それに比べて、しくじる事もなく正確な色を刻むプリンタというやつが、今日も今日とて不思議で不思議でならんのです。